Menu

1.黄体期サポート

着床期の妊娠成立のための条件をよくするために、ホルモン剤を用いる治療です。

hCG製剤(注射)

排卵を促す作用
  • ・排卵期に超音波検査を行い、卵胞の成熟が認められたらhCG製剤を投与します。投与から約36〜48時間後に排卵が起こります。排卵に合わせて、タイミング療法では性交渉のとることで妊娠率が高まります。人工授精では子宮内に精子を注入する日を決定することができます。
子宮を着床しやすい環境にする作用
  • 排卵後も着床環境を良くするためにhCG製剤を2〜3日おきに3〜5回位投与します。
  • ⚠注射後10日間は妊娠検査薬を使用しないで下さい ( hCG製剤は胎盤から抽出したホルモンですので、妊娠検査薬に反応します )
  • ⚠卵胞が多数ある場合はhCG製剤を何度も投与すると、副作用(卵巣過剰刺激症候群)をひきおこす可能性があるため、黄体ホルモンの注射を用いることがあります

黄体ホルモン製剤(内服薬)

  • ・排卵後10日間程度内服することで、子宮内膜の変化を促し、高温相を安定させて着床しやすい環境にします


内田クリニック -島根県松江市 婦人科・内科胃腸科-